【英語文法】完了形を詳しく理解する

こんにちは、ゆめりです。

今回は、完了形について学んだことを書いていこうと思います。

 

この記事は、このような人におすすめです!

・現在完了形の形や意味について知りたい人

・過去形と現在完了形の違いについて知りたい人

・現在完了形で「完了・結果」「経験」「継続」の違いを知りたい人

・現在進行形で「動作の継続」の表し方を学びたい人

・現在完了進行形で「動作の継続」の表し方を知りたい人

 

 

現在完了形と現在完了進行形

現在完了形は過去を今の状況と繋げて

「どういういきさつを得て、いまどうなっているのか」を一気に表現する形。

したがって、現在完了形が用いられている場合、その内容は、

今の状況」とかかわりをもっていることになる。

 

現在完了形の形と動き

【現在完了形の形】

現在完了形は

<have[has] + 過去分詞>という形をとる。

現在完了形のhaveは助動詞なので、否定文はhaven't / hasn't になる。

疑問文は、haveを文頭に出して作る。

 

【現在完了形の意味】

現在完了形の核心は、

過去のいきさつと繋げて、「今の状況」を述べることにある。

 

過去形と現在完了形

日本語には現在完了形に相当する表現形式がないので、

どうしても過去形との区別があいまいになりがちだが、両者にははっきりした違いが存在していた...!

同士をどのような形で使えばいいかを理解するには、

動詞の形が選ばれる状況を考えることが大切!

 

【過去形】

・今の状況は意識していない

過去形は過去のことだけを話し相手は意識している。

今とは切り離された過去のことを言っている。

+で、

過去を表す表現も加えることが可能。

例)五ヶ月前に〜した

 

【現在完了形】

現在完了形を使うことによって、今どういう状況にあるのかを示している。

過去と今を繋げて説明したい時に使用。

今の状況を意識している。

 

現在完了形で「完了・結果」を表す場合

 

動作の完了とその結果を表す。

現在完了形は、「過去と今を繋げて、今の現状を示す」ので、

動作動詞とともに使った場合、

「やっていたことをやり終えて、その結果、今どういう状況になっているか」

を示すことができる。

 

justのような副詞を伴う

「やり終わっている」ことを現在完了形で表したい場合、

already(既に) just(...したばかり)

といった副詞を伴うことが多い。

他に、

now(たった今) yet(否定文でまだ...ない、疑問文でもう...したか)

なども用いられる。

 

現在完了形で「経験」を表す場合

 

今までの経験を表す

ある行為を今まで何回したかを表したい場合、

before(以前に)や、never(一度も〜ない)、many times(何度も)、often(しばしば)

のような、

回数や頻度を表す副詞(句)を伴うのがふつう。

 

現在完了形で「継続」を表す場合

 

状態の継続を表す

ある状態が過去のある時から現在まで続いてきたことを表すこと。

 

どれくらい続いているかを表す

「同じ状況が続いてきた」ことを表したい場合は、

現在までの状態の継続を話題にしているので。

「いつから今までか」または「どれくらいの期間か」を

always(ずっと前々から)、for(〜のあいだ)、since(〜以来)、How long~?(どのくらいのあいだ...?)

のような表現を用いて表すのがふつう。

 

現在完了進行形で「動作の継続」を表す場合

「(今まで)ずっと〜し続けている」という動作の継続を表すには、

完了形と進行形を組み合わせて

<have[has] been -ing>の形にする。

この形を

現在完了進行形と呼ぶ。

 

現在完了進行形は、「動作が進行中」ということに注目する表現である。

「今もその動作が進行中」であることももちろんありうるが、

「動作が進行中であった」「動作が少し前まで進行中だった」場合にも使われる。

つまり、継続していた動作自体は終わったものの、その動作の「余韻」が今でも色濃く残っているときにも使われる。